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橋梁補修工事
橋梁を簡単に言うと「橋」です。谷や川、道路や線路などの交通路が横切る際、その上部に輸送のための構造物のことを言います。工事は、「上部工」と「下部工」と2つの工程に分けられ、一般土木とは異なり特殊の部類に入ります。
弊社では、主に上部工の維持補修を受注しており、全体の6割から7割を占めます。特に支承交換、鋼桁・コンクリート桁の補修、伸縮継手、ケーブル補修および橋梁塗装などの工事は、県下でも高い評価を受けています。
法面工事
橋梁に次いで多いのが法面工事です。ダムや道路の建設現場の斜面や渓谷、トンネル出入口の法面保護や遮水・防水工事などを受注しています。
特に法面を安定させるグラウンドアンカー、各種アンカー、法枠、各種吹付などの特殊な工事は、橋梁同様、県下で高評価を受けています。
新技術活用等の紹介
工事の安全性、施工性、効率性の向上を図る新技術工法、また技術者の健康や働き方などの労働環境を守る各種制度などに積極的に取り組んでいます。
橋梁補修 - クイックデッキ※1と同シリーズ製品※2の採用
橋梁補修には不可欠の吊足場の安全性・施工性および効率性を考慮しクイックデッキを採用し、併せて採光に優れ難燃性・施工性に優れた同ラップを八千代橋(会津坂下町)の補修工事にて東北地方で初めて採用しました。
また同デッキとラップとともに防音性・採光性・施工性に優れた同パネライトをあづま陸橋(福島市)の補修工事にて全国で初めて同時採用しました。
※1 先行床施工式フロアパネル吊足場
※2 クイックラップと同パネライト
新聞掲載記事はこちら令和3年 あづま陸橋補修工事
クイックデッキ・パネライト
クイックデッキ・パネライト(足場内)
クイックデッキ・ラップ(足場内)
橋梁補修 - 加熱矯正工法
変形の著しい鋼橋主桁の補修に際して、ガスバーナーにより加熱し油圧ジャッキで矯正、更に当て板にて補強する工法を、寄岩橋(只見町)の補修工事にて採用しました。
この工法により交通を止めないでの補修が可能になりました。
新聞掲載記事はこちら令和3年 寄岩橋補修工事
施工前
施工後
法面処理 - セーフティークライマー工法(SCM)
急斜面における無人掘削機の導入によるSCM(セーフティークライマー)工法をブドウ沢(西郷村)の法面工事にて採用しました。
無人掘削機をワイヤーで吊り下げ、これを無線操縦により運転することにより、急斜面の掘削が安全に実施出来ます。
また、野辺沢(喜多方市熱塩加納地区)の法面工事においても採用しました。
令和3年 ブドウ沢法面工事
施工中
ドローンの活用
軟岩が多い斜面で上部から掘削と法面処理を繰り返しながら斜面の安定を図る「逆巻き工法・グランドアンカー」の施工管理にドローンを活用し空撮による全体の管理を大綱木(川俣町)の法面工事において実施しました。
また、野辺沢(喜多方市熱塩加納地区)の法面工事や寄岩橋(只見町)の橋梁補修工事においても使用するなどドローンでの空撮により安全に施工の管理ができるようになりました。
令和3年 大綱木法面工事
施工前
施工中
施工中
施工後
週休2日制の導入
令和2年より建設業の働き方改革を目指し、会社全体で完全週休2日制度を導入しました。
取組みを対外的に表明するために、施工中の全工事個所において横断幕やポスター等の掲示を行っております。
令和3年 あづま陸橋補修工事
施工中・福島駅前
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ICT(ICT建機)
掘削などの作業には、3次元ソフトを搭載したICT建機を使用するなど、最新の技術を積極的に取り入れ効率化、現場の安全確保を実現しています。
ICT建機は、GPS(衛星測位)情報と外部監視システム、その他のセンサーと合わせて「半自動運転」に近い作業を可能にしているハイテク建機です。※ICTとは、情報通信技術(Information and Communication Technology)の略。測量から設計、施工、管理に至るまでをICTを活用して行うICT施工やICT建機などがある。
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ドローン
橋梁など巨大な構造物の測量や記録写真を撮影する際、弊社ではドローンを使用しております。操作する際、技術者は社内のほか社外研修にも参加し、技術を磨いております。
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安全対策
年1回「安全大会」、月1回「安全講話」を開催し、安全管理、衛生管理などについて学び、勤務中の安全確保に努めています。現場では、土木施工管理技士が、労働災害が起きないような工事計画の立案に注力しているほか、資格者による工事安全パトロール点検も行っています。