30代で土木施工管理技士2級に挑戦
国家資格の取得は、会社からのすすめで決めました。私自身、自分の体力なども考え始めていた時で、先輩の主任(監理)技術者さんたちのようになれたら…と、思っていた矢先だったので頑張りました。3人の子どもたちも応援してくれました。一番上の子の大学受験と、私の資格取得の時期が重なったこともよかったと思っています。励まし合いながら勉強しました。お陰様で娘も無事合格。2020年は、ことのほかうれしい春になりました。
技術者補佐として経験を積み1級取得を目指す
土木施工管理技士は、学科試験と実地試験がありました。振り返ってみると学科試験は、現場での実務経験がとても役立ちました。実地試験は、これまでの経験を記述する論文形式の問題でした。論文を書く時は、先輩がいろいろとアドバイスしてくれました。今でも感謝しています。
現在私は、主任技術者の見習いという形で技術者補佐として、工事現場の要所、要所で写真を撮ったり、検測したデータを図面に清書するなど、主任技術者のサポートをしています。経験を積んで先輩主任技術者のように、1人で現場を持てるようになるのが夢です。その次の目標としては、やはり土木施工管理技士1級にチャレンジしたいと思っています。
造園から道路、橋梁、法面まで工種が広い会社
私が常々すごいなあと思っているのが環境建設の施工範囲の広さです。それこそ造園から道路、橋梁、法面まで。しかも、どの工事も私たちの暮らしを支えるもので、そうした仕事を生業にしているというのが、私の矜持です。現場によって業務内容も多岐にわたるので、毎日が発見の連続です。どんな状況でも臨機応変に対応できるよう意識しながら仕事をしています。
特に新たに大きな構造物をつくる仕事は、今までそこに無かったものが、完成品として目の前にドーンと現れます。これがずっと残っていくんだと思うと責任も重大ですが、完成した時の達成感は、とびきりです。
近年は、土木工事の分野も限りある資源を大切に使っていこうとしていて、私たちの仕事も補修や修繕などが多くなってきています。橋梁補修なら支承交換や鋼桁・コンクリート桁の補修など、法面工事で言うとグラウンドアンカーや法枠など、環境建設が培ってきた技術と知恵を結集させながら取り組んでいます。
女性も男性も働きやすい会社に
子育てしながら働くのは、なかなか大変です。でも、わが家は実母が協力してくれるのでとても助かっています。現場での仕事は、覚えることがたくさんあって1日があっという間に過ぎて行きます。やれなかったことができるようになるとうれしくて…。もともと働くことが好きで、会社も家族みたいで、気が付いたらこんなに長くお世話になっていたという感じです。弊社は、働く環境も週休2日制を導入したり、就業規則を見直して改訂するなど、働きやすい会社にしていこうという気概に溢れている会社です。やる気のある人なら毎日完全燃焼で、手応えのある仕事ができると思います。